保護したら先ず病院へ

まめ

これまでは、まめとの出会いから保護してすぐに買い揃えた物を紹介してきましたが、今回から数回にかけて、病院・病気編を投稿していきたいと思います。

 

まめを保護するにあたり、初めて猫と密に接するということで色々と調べました。保護してすぐに気を付けるべきことは2つあるようです。

1つは体温の管理です。特に生後間もない子猫は体温調節ができませんし、体温調節ができる月齢だったとしても、どのような環境下で過ごしていたか分かりません。ですので、子猫を保護した際は約30度くらいの、子猫にとって程よい温度で保温をしてあげることが大切です。部屋自体を暖める以外にも、火傷に気を付けてカイロをタオルの下に置いたり、湯たんぽを置いてあげるのも効果的だそうです。湯たんぽが無い場合はペットボトルにお湯を入れて冷める前に交換してあげると湯たんぽ代わりになります。体温の低下で弱らないようにしてあげないといけません。

 

もう1つは、すぐに病院に連れて行くことです。中にはミャーミャー鳴いて動き回るので一見元気そうに見える子もいるのですが、病気や怪我が隠れているかもしれません。実際我が家のまめも保護した時からとても元気そうでしたが、数日後にお腹に虫がいて、ひと騒動ありました💦野良ならば特にお腹の虫やノミダニの心配があります。ノミダニは猫にとっても保護した家庭にとっても良い物ではありませんので、駆除してもらった方が良いと思います。また、病院で診てもらうことで月齢が大体分かるので、適した食事の種類も分かりますし、どのように与えるのかなど指導もしてもらえますので、すぐに栄養の摂取が可能になり生存率が上がります。

すぐに病院に連れて行けない場合は、月齢により与える物や与え方は違いますが、お腹が空いていると思いますので、一先ず猫用のミルクなどを与えて下さい。まめの場合、保護時は生後1か月で自力で飲み食いができたので、幼猫用のウェットフードとミルクを与えました。また、お尻の辺りを刺激して排泄を促してあげて下さい。それでも出ない時は受診の際に相談して下さい。

 

 

私も自分で調べたり病院の先生から聞いて知ったのですが、野良の子猫の生存率は想像以上に低いです。母猫と早く別れれば別れる程更に低くなります。母猫がいたとしても、母猫の栄養状態によっては十分に母乳から栄養を摂れず、栄養失調になって命を落とす子もいますし、天敵に狙われたり病気などを罹って亡くなる子もいます。保護されれば天敵から狙われることは無くなっても、栄養状態や病気で亡くなる子はいます。保護したからと言って安心はできません。まめも保護した時の体重が360gしかありませんでした。適正体重より少なかったので、何時から食事にありつけていなかったのか・・・。先生からも、体重が少ない上に野良猫なので、変調があればすぐに病院に来るようにと言われました。子猫はそれ程危ういのです。ですので何度も繰り返しになりますが、先ずは生存率を上げる為にも早く受診をすることが大事なのです。

 

ここで現実的な話、受診料になりますが、病院や治療の内容によっても違うと思いますが、参考までに我が家の場合は、診察料+ノミダニ駆除で5,000円弱でした。

 

後日書きますが、最初の受診以降、ワクチン接種や避妊手術や病気と、病院には色々とお世話になっています。まめの通う病院は幸いなことに親切丁寧で、地元での評判も良い病院でした。中には納得いく病院に出会うまで時間がかかった方もいらっしゃるようですが、保護をしたら先ずその時診てもらえる病院で診てもらい、その病院で納得できなければそれから他を探すことをおススメします。何を置いても先ず受診です!

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