エンジンルームガール

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我が家に突然現れた子猫。小さくかすれた声で鳴くその子猫にミルクやご飯をあげながら、夫が連れ帰ることになった経緯を聞いた。

バンドの練習でカラオケに行った際どこからともなく猫の鳴き声が聞こえていたが、その時はどこで鳴いているのか分からず入店し、数時間後に店を出るとヴォーカルの車に「猫が入り込んでいるようなので猫バンバンして下さい」と貼り紙が貼ってあったそうだ。耳を澄ますと確かに猫の鳴き声がする。ボンネットを開けるとエンジンルームに子猫がいた。ボンネットを一旦閉めて猫バンバンを試みるも出て来ない為、手で引っ張り出して無事に救出しリリースした。しかし子猫はまたエンジンルームの中に戻ってしまった。その状況を見ていた人たちがわらわらと集まって来る。とにかく何とか車から出さねばと再び引っ張り出して救出する。またリリースすると戻ってしまいそうだったので、猫を抱えたままこれからどうするか、ギャラリーも含めてちょっとした話し合いが行われたそうだ。ヴォーカルは保護できないとのこと。ギャラリーの中にも手を挙げる人は居なかった。でもだからと言って再度リリースする気にはなれなかった。ここは交通量の多い場所だ。第一この子猫が何時から居たのか、どこから来たのは分からない。リリースした後無事に生きていけるのか分からなかった。何の解決策も見つからないまま時間だけが過ぎていく。ここでただ時間を費やしていても仕方がないと男気を出して手を挙げ私に電話をしたという流れだった。

我が家へ来たその子猫は、見た目には傷は一つも無かったが髭が数本切れていた。ミルクやご飯をよく食べ、元気そうに動き回った。何はともあれ無事で良かった。我が家へようこそ!エンジンルームガール(*´▽`*)

ウェットフードを食べるまめ

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