里親を募集一択か?!

スポンサーリンク

育てる環境が整っていない事と、猫については素人だという事で、先ずは保護してもらえる団体が無いかをネットで調べた。保護団体とは名ばかりの活動をしている、そんな団体が世の中にあることも知っていたので慎重に調べたが、ここという所は見つからなかった。

そこで、動物病院と繋がりのある所ならば、ちゃんとしている団体なのではないかと思い、近所の動物病院に相談してみることにした。先ずは電話で事情を説明し、繋がりのある団体は無いかを尋ねた。すると受付の方が親切にも、保護活動をしている女性と繋いでくれたのだ。しかし繋いでくれる際前置きがあった。『先方は現在多くの猫を保護されているのでこれ以上受け入れは出来ないが、アドバイスのみならばと仰っています』と。受け入れられない程保護猫の数が多いとは・・・まめのように行き場の無い猫の多さに胸が痛んだ。

それから数時間後、指定のあった時間に保護団体の女性に電話をかけ事の経緯を説明した。その女性もまた親切で、育て方や接し方を教えてくれた。そして、一番気になっていた今後についてのアドバイスとしては、飼えないのならば里親を募集して下さいということだった。飼えないのならば次の人に託すのは当たり前の事だ。そして里親の募集の仕方や、里親が決まり易いポイントなども教えてくれたのだが、里親の話が進むにつれ、まめと離れたくないという気持ちが強く湧いてしまった。保護してまだ一日しか経っていないというのに、もう既に離れるのが嫌になっていた。

まめをどうするか、今日の電話の件も含めて夫に報告しなければならない。保護してからこれまで、家で飼おうという言葉が夫から出なかったので、きっと話したら里親を募集する方向で決まってしまう、そう思った。夫が仕事から帰ってくる時間が近付くにつれて憂鬱になっていった。

トイレで寝てしまったまめ

コメント

タイトルとURLをコピーしました